日本のクリスチャンは、どのようにして伝統的な日本の宗教と向き合うべきでしょうか?
聖書に、その答えがあります。
その向き合う方法を正しく理解するためには、聖書から三つの大きな教えをみていきたいと思います。その三つの教えとは、
- 神様についての教え
- 他の神についての教
- 他の宗教と向き合うための教え
1と2を飛ばして3だけを読みたい方がいるかもしれません。しかし、3の教えは1と2が土台となりますので、頑張って1と2も読んでみてください。
それでは、始めましょう。
聖書から、神様についての教え
日本の宗教と向き合う方法を考える際に、まずは、聖書が神様について何を教えているのかを知る必要があります。聖書の神様はどのような方でしょうか?
世界を造られた神
聖書の神様は、天地を創造された神です:
はじめに神が天と地を創造された。
創世記1:1
信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、その結果、見えるものが、目に見えるものからできたのではないことを悟ります。
ヘブル人への手紙11:3
御子は、見えない神のかたちであり、すべての造られたものより先に生まれた方です。なぜなら、天と地にあるすべてのものは、見えるものも見えないものも、王座であれ主権であれ、支配であれ権威であれ、御子にあって造られたからです。万物は御子によって造られ、御子のために造られました。
コロサイ人への手紙1:15ー16
聖書は、私たちが住んでいる世界が、聖書の神様によって作られたと教えています。
知恵を与える神
また、この神様は、知恵と知識を与える神様だと教えています:
あなたがたのうちに、知恵に欠けている人がいるなら、その人は、だれにでも惜しみなく、とがめることなく与えてくださる神に求めなさい。そうすれば与えられます。
ヤコブへの手紙1:5
唯一の神
そして、聖書は、本当の神様は一人しかいないと教えています:
どうか、世々の王、すなわち、朽ちることなく、目に見えない唯一の神に、誉れと栄光が世々限りなくありますように。アーメン。
テモテへの手紙 第一 1:17
神は唯一です。神と人との間の仲介者も唯一であり、それは人としてのキリスト・イエスです。
テモテへの手紙 第一2:5
すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父である神はただひとりです。
エペソ人への手紙4:6
私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、この神からすべてのものは発し、この神に私たちは至るからです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、この主によってすべてのものは存在し、この主によって私たちも存在するからです。
コリント人への手紙 第一 8:6
聖書には神様が唯一であることがなんども書いてあります。
たたえられるべき神
聖書ははっきりとひとりの神様しか存在しないことを教えています。では、私たちはこの神様に対してどのような反応をすべきでしょうか?
「主よ、私たちの神よ。
黙示録4:11
あなたこそ
栄光と誉れと力を受けるにふさわしい方。
あなたが万物を創造されました。
みこころのゆえに、それらは存在し、
また創造されたのです。」
1. ハレルヤ。
詩篇148:1−6
天において主をほめたたえよ。
いと高き所で 主をほめたたえよ。
2. 主をほめたたえよ すべての御使いよ。
主をほめたたえよ 主の万軍よ。
3. 日よ 月よ 主をほめたたえよ。
主をほめたたえよ すべての輝く星よ。
4. 天の天よ 主をほめたたえよ。
天の上にある水よ。
5. 主の御名をほめたたえよ。
主が命じて それらは創造されたのだ。
6. 主は それらを世々限りなく立てられた。
主は 去りゆくことのない定めを置かれた。
天地を造られた神こそ、拝まれるべきお方です。私たちは彼の素晴らしい技を力をほめたたえるべきです。
また、聖書の神様は人の心を探る神様(エレミヤ書17:10)、さばく神様(創世記18:25)、人の罪の代価を払ってくださった神様でもあります(2コリント5:21)。恐るべき方でありながら、イエス様によって、救われた人たちは、この神様と交わりを持つことができます。
聖書の中では、神様についてのことを他にもたくさん学ぶことができます。自分で聖書を読んで学ぶことをお勧めします。
では、聖書の神様は、他の神様について、なんと教えておられるでしょうか?
その気になる答えは3の2でご覧いただけます。